4月10日 週の日記
4月10日(月)
朝、担当している案件ローンチ。SNSでもトレンド入りして一安心。
夜18時〜てっぺんまで撮影なので、昼は省エネで過ごした。
暗い現実のなかに、ファンタジーみたいな美しい情景が織り交ぜられたインタビューだった。大切な秘密の話をこっそり聞かせてもらった気分で、この取材のことは忘れないだろうなと思った。
撮影後にみんなでラーメンを食べて帰宅。案の定気持ち悪くなり太田胃酸を飲んで就寝。
4月11日(火)
朝一の定例会→通院。体調的にどうかな〜と思っていたら嬉しい結果で、病院を出たあとホッとして雑踏で泣いた。
雑踏で泣くって2回目だ。前回は26歳の頃、離婚騒動でボロボロだったとき弁護士事務所で心ない対応をされ、悔しくて悲しくて池袋の雑踏で泣いたのでした。
(のちに、弁護士の知り合いにあそこは悪名高い事務所だと教えてもらった)
10年経って、あの涙と今回の涙はぜんぜん違う。よかったね私。
『いつか記憶からこぼれおちるとしても』を再読して就寝。
4月12日(水)
出社しようとしたら駅の階段で目眩がして家に引き返す。夕方、売上の報告会。夕飯に菜の花をグリルしたら、焼きすぎて葉っぱが炭になりショック。
このあいだ一緒に「日記祭」に行ったあこちゃんとたかちゃんに、「日記を書こうと思う」と連絡したら、「書こう書こう」「実はもう書いてるよ」という。開設だけして、坂本龍一の『Scola』を観て就寝。
4月13日(木)
スタジオのダブルブッキング騒動。スタジオの不手際で、私が先にキープ&決定をしたのにもう一社予約を入れてしまったそう。
どちらの肩を持つわけにもいかないから共同で使ってくれと言われ、それは現実的に難しいと伝えたら、数分後に電話がかかってきて「ガラスが割れて芝生が剥がれたので、当日はスタジオは使えません」という。そんなバカな。このあとも電話で号泣謝罪されたりゴタゴタが続き、仕方なく他所に当たっていたら、神的なはからいで私たちの希望を叶えてくれるスタジオがいた。
捨てる神あれば拾う神あり。
怒りではなく、優しさで解決できたことが嬉しい。受け取った優しさを、私も誰かに循環していきたいと心の中で誓う。
24時を待って、『ダンスダンスダンスール』の新刊を購入。将棋界の師弟制度と通じる部分も。ジョージ朝倉先生だからいつかこういう展開になるだろうと思っていたけど、やっぱり怖い。
4月14日(金)
仕事の息抜きに夕飯用の春巻きを巻いていたら、電話がかかってきて思いも寄らない依頼を受ける。すぐチームメイトに電話して、「びっくりだね!?」って言い合う。追い風になると信じてやっていこう。とにかく慎重に、慎重に。
春キャベツと鶏ひき肉とチーズの春巻きは、欲張ってキャベツを入れすぎたためポケットティッシュのような見た目。でも絶品でした。『だが、情熱はある』を観て就寝。