5月の週末(2)
5月13日(土)
音楽フェス「FUJI & SUN」に向かう。
あいにくの雨だったので、私はほとんどの時間を、ヤドカリのようにテントで過ごした。ステージとテントエリアが近く、それでも十二分に満喫できた。
最近考えていることの、点と点が繋がるようなキラキラした瞬間がいくつかあった。
柔軟性とこだわりの共存。自分を彫刻すること。
行けてよかった。
5月14日(日)
たんまり朝ごはんを食べたうえに、御殿場のとらや工房でどら焼きを食べて帰宅。
昼寝、美容室。
表参道で迷子になってウロウロしていたら、偶然、蔦珈琲の前に出た。閉店が本当に寂しい。けっこう通っていたけど、もっと、もっとと思わずにはいられない。
ドラマ『おい、ハンサム!』のなかにこんなセリフが出てくる。
この積極性のことを、私は愛と呼ぶんだと思っている。
「大切な店や人にはいつでも行ける、会えると思うな、積極的に関わろうとすることでしか関係は守れない。遠慮せずに電話をしろ、手紙を書け、会いに行け。あとで後悔しないように」